岡田准一の歴史と今後

※作品感想のみ随時更新することにしました。
※蜩の存在が抜け落ちてたので足しました。


前回健ちゃんについて書いたらアクセスが凄い。多分それまでの1ヶ月分を2日で越えた。さすが健ちゃん。凄い。ありがとうございます。


ところで本題。

慣れというのは怖い。

先日、再び図書館戦争をレンタルして観てみたのだが、岡田准一がちっともゴツく見えなかった。あれえ?これくらいなら全然OKと思えた。最近の更に更にゴツい体に慣れてしまったようだ。やだー。


個人的に、彼の出演作を振り返って纏めてみようと思います。【 】は映画です。作品リストはwikiを参考にしました。書いてみたら、岡田准一よりも作品自体の感想がメインになってしまいました。やっぱり作品自体が面白くないと意味がない。



〔Vの炎〕(1995年 未視聴

〔D×D〕(1997年 
OA で全部観た。ジングル?提供バック?で流れる曲がすっごくかっこ良かったのを覚えてる。多分テナーサックス。岡田准一は全編関西弁でした。

PU-PU-PU-〕(1998年 未視聴

〔新・俺たちの旅 Ver.1999〕 未視聴

〔ディア・フレンド〕(1999年 未視聴

モナリザの微笑〕(2000年 未視聴

〔I LOVE『big』大作戦〕 未視聴

反乱のボヤージュ〕 未視聴

〔オヤジぃ。〕(2000年 
田村正和の息子役。ガン黒ギャル矢沢心がすごく健気で可愛かったなー。登場人物皆好きだった。

天国に一番近い男 〕第1話(2001年 
観てたけど、岡田准一の記憶はない。まあゲストだし。

忠臣蔵1/47〕(2001年 
番組自体記憶にない。もし既にキムタク大嫌い期に入っていたなら観てないなー。

※追記※

大石主税役。岡田若い!そして細い!若衆髷似合わない!木村の所作や殺陣を見ていると、「蜩の記」の岡田はちゃんと出来てて偉いなとしみじみ思った。

木更津キャッツアイ〕 
これ大好きだった。大好きで、当時関西に住んでた自分は木更津に行きたいが遠くてじりじりしてた。実は岡田義徳目当てで観始めて、その後も義徳>准一な時代は長かった。何しろこの番組で岡田義徳は第二のブレイクというか、殻を破ったというか、改めて注目されることが多くなったわけで、感謝しかないです。映画も勿論、両方観に行った。映画、特にワールドシリーズの方は蛇足だったかなー。ぶっさんの眉毛が細すぎ。

演技者。
TEXAS(2002年
寿司と祭壇(2003年
共に未視聴。

恋愛偏差値〕 (2003年
未視聴

池袋ウエストゲートパーク〕 SOUPの回(2003年
木更津キャッツの面々が偶然カラーギャング達と行き合わせる、という形でのゲスト出演。ワンシーン。両方に出演していた佐藤隆太が両方の役で対面という、佐藤隆太ファン大騒ぎの出来事でした。

末っ子長男姉三人〕(2003年 
これ木更津より後?意外。岡田准一が既婚者です。年を誤魔化して合コンに行ったらそのまま年下男子と結婚、言い出せないまま日々悩む深津絵里が可愛かったなー。高飛車な次姉原田知世も可愛かった。出てくる女性が皆可愛く、ただ振り回される岡田准一もまた可愛かった。

COSMIC RESCUE】(2003年

※追記※
岡田はやたら大声をだす猪突猛進キャラ。若いね。物語はツッコミどころが多いけれど、それなりに面白いです。結局4回みた。4回見た上でネタバレ読んでやっと判ったこともあって、これ私がバカすぎるのかなぁそれとも演出のせいなのかなあとちょっとモヤモヤしている。

Hard Luck Hero】(2003年

※追記※
感想の言いようがない。え?何これ?えーと…何これ?V6の6人がカーチェイスして事故ります。それだけ。だから何なのこれ?¥200だから買った。後悔はしています。

大化改新〕(2005年
観てたけど、5分でギブアップ。衣装がどうにも…コスプレみたいで。時代ものは、見る側の意識も慣れも必要というのが判ったドラマでした。かなり丁寧に作ってあった良いドラマだとは思うけど、うーん、平安時代までが限界なんだろうか。渡部篤郎の着こなせてない感じが凄かった。岡田准一の記憶はない。

冬の運動会〕(2005年
レンタルで最近みた。昭和のドラマをリメイクしたもので、最近の感覚でみるとあり得ない結末だった。夫、息子、舅がそれぞれ別の家庭に安らぎを求めるというのは主婦として地獄の苦しみだと思うのに、途中からそんな同情心も吹っ飛ぶ。こそこそ探り裏で小細工してまわる母親がすごく不愉快。そりゃ皆よその家行くわ。最終的にみんなその秘密の逃避場所を失って家庭に戻ってくるのだけど、その展開が昭和なんだろうな。今なら完全な家庭崩壊に繋がると思う。特に息子は喪失感から荒れても仕方ないし、母親とは絶縁してもいいんだけど、なぜ前向きに一歩踏み出す気持ちになるのかわからない。あと、ナレーションが岡田准一だったけど、もう少し声を張って欲しい。

タイガー&ドラゴン〕(2005年
私にとって岡田准一といえば長らくこの竜ちゃんだった。天才咄家で現デザイナーという役だったが、センスなしの極貧、メグミになかなか名前を覚えて貰えない、とにかく残念な男だった。最初単発スペシャルドラマだったのが連ドラになって歓喜した思い出。あと、ヒロシが最高だっな。

虹を架ける王妃〕(2006年
未視聴

【東京タワー】(2005年
未鑑賞。だって黒木瞳だし!黒木瞳岡田准一のお母さんだったし!

フライ,ダディ,フライ】(2005年
しなやかでかっこ良かった。タイドラと同時期なのか…。体格も髪型も同じなのに、全然別人。すごいな役者って。

【Hold Up Down】(2005年
未鑑賞。

花よりもなほ】(2006
これ一番好きな作品。存在も知らなくて最近レンタル。後日DVD買いました。徹底した受け身の芝居で、ちょっとしたしぐさとか表情で全てを表す岡田准一凄い。

SP 警視庁警備部警護課第四係〕(2008年
10分でギブアップ。最近レンタルで全部観たけど、うーん。アクションは結局撮り方次第というのはよく判った。特撮アクションを参考にしたら良かったのにね。単に私が特撮とジャッキー・チェン以外のアクションを知らないせいもあると思うけど、すごく見辛かった。今までにない新しいドラマ?岡田准一のアクション以外に見るべきところがあったんだろうか。DVDだからエピソード毎に纏められていたけど、OAでエピソードの真ん中だけを見る日ってめちゃくちゃつまらなかったと思う。映画は本当に、見るのが苦痛だった。途中で一回止めたし。

陰日向に咲く】(2008年
レンタル。パチンコ狂いの借金もちという、どうしようもない役が珍しい。作品自体がなんというか、笑わせたいのかなと思うシーンがもうサムいを通り越して気持ち悪くてダメだった。No more war !のところで見るのを一旦止めた。あとは、岡田准一のでていないところは早送りです。三浦友和演じる父親は、息子と和解したばかりにまた借金肩代わりするんだろうな。あと何回繰り返すのかな。あの息子、絶対パチンコやめないから。絶っっ対。父さんはそのうち本当にホームレスになる筈。

おと な り(2009年
レンタル。雰囲気はいい映画でした。結局聡はお隣さんの素性をいつ知ったのか?前から知ってた?そこは観客に委ねちゃいけないと思うんだー。岡田義徳がでてたけど、岡田准一との共演シーンはなくて残念。心底残念。


天地明察】(2012年
レンタル。作中ではかなりの年数が経ってる筈だけど、さっぱり伝わらなくて残念。最初の算哲登場シーンがやたらチビッコに見えて衣装のせいかと思ったけど、実際に子供の設定だったのか?何歳から何歳の話だったんだろう。関孝和がいいキャラだった。

図書館戦争】(2013 
面白かった。はっきりいって原作は大嫌いです。アレをこう上手く仕上げたのは凄い。一ヶ所セリフが関西弁だけど、誰も指摘しなかったんだろうか。

永遠の0】(2013年
最後の特攻シーン、表情が凄まじくてゾクッとした。これも一ヶ所関西弁がでているけど、誰もやり直しと言わなかったんだろうか。日アカ受賞前でこれなら先が思いやられる。この先ミスを指摘する人がいなくなったら、俳優としておしまいだ。大御所扱いされ始めたら、それは俳優としての衰退の始まりだと思う。

大河ドラマ 軍師官兵衛〕(2014年
序盤に何回かと、最終回はみた。半兵衛のエピソードは色々知ってるけど、官兵衛は名前しか知らなかったし。まさかの今井宗久(堺の会合衆)の名前を大河でみるとは。

【蜩の記】2014年
えーとこれで日アカの最優秀助演を獲ったんだっけ?子役の子の方が頑張ってたような。堀北とのあれこれが初々しくて可愛かったです。

図書館戦争BoM〕2015年
岡田の肌が荒れてる…。おっさん。

図書館戦争LM】2015年
図書館内での銃撃戦という、あってはならない展開に幻滅。鉄砲沢山撃てばいいってもんじゃない。キャラもみんな弱いし、岡田はおっさんだし、唯一力をいれてる戦闘シーンは派手なだけ。あ、岡田のアクションはすごかったね。良かった。それだけ。

【エベレスト】2016年
未鑑賞。これは主役はエベレストだから、でっかいスクリーンでみるべきでしょう。小さなテレビで見ちゃいけない。つまり、映画館での上映が終わった今、この先見ることはないと思う。


自動録画されてたのでとりあえず見ました。ただ座って喋ってるだけのシーンが多くて必然的にながら見に。気づくと終わりかけだった。ストーリーも把握してません。まあ見てないのと同じ。

【海賊と呼ばれた男】
興味なし。タイトルあってる?あってなくても別にいいと思うくらい興味なし。


【追憶】
これは見たい。絶対見る。


予告解禁。あれぇー…演技こんな下手だったかな。無理して太い声出さなくていいよ不自然だよ。走るシーンもスタイル悪くドタドタしてる。俳優岡田をついに見限る日がきたかも。


不覚にもラストで泣いた。泣きつつもひらパーのポスター思い出して笑いかけてしまって感情が滅茶苦茶に。ひらパーめぇぇ。それはともかく良い映画でした。岡田の静かに苦悩する姿が良かった。

関ヶ原
テレビで放映したら見るね。多分。


テレビ初放映。みましたけども…殆どナレ&セリフで進める斬新なスタイル。歴史好きでないとわかりづらいとは聞いていたのですが、どの程度の歴史好きなら理解できたのでしょう?岡田がどうこういうレベルでなく、見ていてこんなに置いてきぼりにされた映画は初めてです。岡田は可もなく不可もなく。キャラが弱い気がしたけどそれは岡田のせいじゃない。

散り椿
テレビで放映したら…多分。


レンタルでみた気になってたけどそれ蜩だった。まだ見てません。

【来る】
原作読みました。野崎でなくて田原やって欲しかったなー。これは見に行くと思います。中島哲也監督にボッロボロにしごかれてくれたら良かったのだけどどうだったのかな?


幼虫系てんこ盛りなんて聞いてないんスけどぉ…観に行く前に知れて良かった。観に行けません!


腹括って観てみました。想像以上に虫だらけだった…。野崎は原作よりもゲスくて薄汚れてて役立たずで良かったです。お菓子作りが得意という設定は採用されなかった模様。虫だらけだけど面白かったです。DVD買おうかな。

ザ・ファブル
原作大好き。最初は絵柄的に受け付けなかったんだけど読めばハマる。佐藤兄大好きです可愛い。見に行くかは皆の反応みてからです。
岡田演じる主人公佐藤明(仮名)は超猫舌で、家では裸族。岡田脱ぐかなー。…脱がないだろうなー。


予告解禁。岡田脱ぐってよ!サンマ頭からかじるってよ!楽しみ!見る!


ちゃんと脱いでました。綺麗な裸ではないしセクシーでもない。でも格闘技やってる人からは大絶賛。適度な脂肪は必要なんだって、スタミナの為に。そこをよく作りあげてるって。そうなんだー。脂肪誉められてもなー。作品自体は面白かったですよ。ただ佐藤アキラという人物の解釈は私と岡田ではちょっと違ったんだなと思わないでもない。無表情ではあるけどボーッとしている訳ではないのでアキラは。それでも面白かったです。続編超期待してる。


続編決定ヤッター


白い巨塔〕2019
最初は見るつもりなかったんです。身の丈に合わない大役だと叩かれてたし。作品自体興味なくて唐沢版も見てないし。でもなんやかんやで第2話からみたら結構ハマりました。岡田のわっるい顔がねえ、超良かった。ほんと嫌なやつだった。なのに母親と電話してる時だけただの息子に戻るの。最終回での母親との電話はマジで泣いた。作品自体は超駆け足だしところどころ演出おかしいし勿体なかったけど、もう一回みたいです。


【THE ファブル】2021
コロナで上映延期になってた続編。序盤からもうアクション凄すぎてさー。感動とか興奮とかじゃなくて「え、ダメじゃんこんなことやったら」「ちょっと岡田何やってんの危ない」ってハラハラするばかりで。物事には限度というものがありましてね。あんまり危ないことしないで。安心して「すごーい!」って思えるレベルで止めておいて。序盤から凄すぎたので、もう途中から感情がオフになってしまった。物事には限度というものがあります(2回目)。あと人が住んでる団地であれだけの人数が暴れまわるのはリアリティなさすぎ。


【ヘルドッグス】2022
待望の岡田准一の悪い役。でもえー監督関ケ原の人でしょ?全然期待できない。
あと私「鎌倉殿の13人」大好きで、坂口健太郎瀬戸康史だけが残された光なので、今は坂口健太郎のあんな悪い顔みたくないなー。テレビでやったら観てみるかも。でも監督がなー。全然期待できない(二回目)。




《吹き替え作品&アニメ》

岡田准一の最大の欠点は発声だと思っているので、声優としての作品は一切観る気がない。格闘技よりも発声をまずなんとかして欲しいんだけど…。歌はきれいな声がでるんだから、セリフだってできるでしょうよ。

ゲド戦記
未鑑賞。
原作が大好きなので、あの設定変更が一切受け入れられない。テルーは容姿的にも境遇的にもあんな普通の人じゃダメ。他にも諸々あり、今後も見るつもりはない。

【コクリコ坂】
ああ、うん。宮崎吾朗の仕事は今後断った方が身の為だぞ。どうせやるなら良い作品の方がいいじゃん?発声は思ったより良かったです。



 ところで、永遠の0のところでも書いたけれど、各現場で些細なことをちゃんと指摘して貰えているのだろうか。個人的なことなら指摘されても聞かないことはあると思う、彼はやりたいようにやる人だから。でも現場の仕事はちゃんとしたい人だと思うんだ。
 そう考えた時に、まず思い浮かんだのは三宅健だった。健ちゃんには客観的に、俯瞰で、観客の目線で苦言を呈して欲しい。そして同業者として浮かんだのは、他でもない宮崎あおいだった。うん、彼女は容赦なく痛いところつきそうだ。同業者だからこそ不干渉を貫くとしても、ここぞという時にはポイントを外さずグサリと言ってくれそう。言って欲しい。最近の高倉健云々の話題にしても、舞い上がるなのせられるなと言ってやって欲しい。高倉健に直接可愛がられた俳優さんは沢山いる。意外とフレンドリーな人だったから高倉健。手紙を貰っただけの、面識のない人間が何をはしゃいでるんだ、と釘を刺してやって欲しい。あの手紙と同じことを沢山の俳優が言われてきたかもしれないのに。

岡田准一は結構のせられやすい人というイメージがある。芸能界を変えるとか、今までにない新しいドラマを作るとか、そういう言葉に素直に乗っちゃうのがすっごく危なかしくて。キャンドルジュンとも一時期仲良かったの?いや、キャンドルジュンの人となりを知らないので申し訳ないけれど、イメージは「胡散臭い」人でしょ。今の高倉健のこともそう、次はうっかり何に乗せられるか、心配で心配で。もう若気の至りでは済まない年になってくるので。

だから、そこを三宅さんにお願いしたいのです。健ちゃんは普段から他メンバーの仕事は細かくチェックしているし、だからその都度小まめにチクチクして(多分殆ど聞き流されるが)、そしてここぞという時に坂本くんがガツンと…でも坂本くんはもう、お役御免とばかり言ってくれないかもしれないな。坂本くんのいうのが一番響くんじゃないかと思うんだけど。普段の仲の良し悪しに関係ないから。こういうことは。

三宅さん坂本くん宜しくお願いします!