1/47

十三人の刺客」がこないだ全部貸出し中だったので、昨日もう一度TSUTAYAに行ったらさー。

「1/47」発見。岡田准一大石主税役で出てるやつです。

木村拓哉扮する堀部安兵衛が主人公。しかしそこは忠臣蔵、安兵衛メインといえど群像劇。木村は無視して観てみよう。と思いました。主税っちデキル子なので討ち入り場面では活躍する筈。


…甘かった。

木村による木村の為の木村かっけー物語。群像劇じゃなかった。主税どころか内蔵助さえろくに目立たん。なにこれ。

討ち入り場面。主税どこ。

ラストシーン、大石親子は完全スルーして安兵衛切腹の場面。木村がアップで鼻をかみ、そしてカメラを見据えたまま完。

なんで鼻かんでるとこみせられなあかんのかな。アップで。そんなん岡田でも嫌です。


木村作品は大体見てたし、ギフトは大好きだった。眠れる森は面白かったけど「コイツ結局良い役なのかよ」とイラッとした記憶がある。HEROは見てたけど、面白かったけど、それ以降木村のものは一切見なくなったので何かしら思うことがあったんだと思う。そしてHEROのすぐ次のこの作品。意図的に観なかったのか、存在に気づかなかったのかは今となっては謎。


もうね、感想が、神山繁杉浦直樹懐かしいなーとか、綿引勝彦若いなーとか、川端竜太好きだったなーとか、そんなのしかない。W岡田(義徳&准一)ここでも共演ヤッターとかさ。ストーリー?演出?知るか。

岡田准一は「木更津キャッツアイで芝居の楽しさに目覚めた」と言っていた。この作品は木更津の前。

そりゃあこの作品では芝居の楽しさとか達成感とか充実感とかなかろうよ。あー…もうさー、岡田准一がというより主税が目立たなくてがっかり。主税はねえ、子供にしちゃデキル子だったんだよ。岡田いつか忠臣蔵やり直してよ。ちゃんとした群像劇でさ。あ、でもその時は内蔵助役来ちゃうのか…。いっそ清水一学で!吉良側で!吉良が光ってこその忠臣蔵。宜しくお願いします!