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ありがとうのうた

私はあまりPVには興味なくて、持っているのは『ありがとうのうた』ただひとつ*1。これも中古で入手したもの。BOOK・OFF本当にお世話になってます。


外国の大学(スーパーマーケットかモーテルにしかみえないけど)の中庭で、V6がわいわいやってる。シャンパンを振ってから開けたり、水溜まりにわざとジャンプしたり。

剛健はトイレと偽って中座し、屋上(二階部分だけど)で大掛かりな花火を仕掛ける。ナイアガラと呼ばれるタイプの派手なやつです。

ソロパートを歌うメンバーのバストショットと、わいわいはしゃぐ6人の姿が交互に流れ、そして時折挟まれる、「ありがとう」と呟く(音声は無し)各メンバーのアップ。


楽しそうでいいなあ。



が、突如不穏な気配が漂い始める。


突然の花火に見とれる4人。屋上ではしゃぐ剛健と、その二人を見上げはしゃぐ井ノ原。剛健を見、それから目を合わせて笑いあう坂本長野。その向こうに映る岡田准一は、後ろ姿。

建物がL字型なので彼だけが違う壁面の花火を見、剛健を見ない。というか誰とも目を合わせない。ただ花火に見とれ、うっとり笑っている。

大写しの彼の目にうつるのは花火のみ。

そしてその後、「きれいだよね」と言いたげに彼が振り向いたその場所には、誰もいないのだ。名残すら残さず消えた5人。最初から誰もいなかったように。花火も、喧騒も、何もかも存在しなかったように。

ただ、水溜まりに残った森田の靴跡があるだけだ。


ここでもう一度、水溜まりに飛び込んだ森田、水はねに驚く5人、逃げる森田と追う5人。シャンパンを撒き散らす井ノ原。という楽しそうな映像が挟まれるせいで、岡田が唯一人佇む夜の中庭の侘しさがより協調される。音楽すら終わって、あるのは静謐だけ。


そしてそのまま、空を見上げ腹を括ったように小さく微笑む岡田准一の姿と、大きな月の映像でPVは終わる。



え?え?どういう意味?なんで岡田は一人なの?みんななんでいなくなったの?なんで岡田は一人なの?なんで一人のまま終わるの?


6人じゃないとダメなんだよ!!!

*1:シングルはPV付の初回盤よりも曲数の多い通常盤を買うから。とはいえ、SVbアニバーサリー盤はちょっと欲しいと思った。値段が論外だった